個人事業主として活動をしていると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。
自分には何ら落ち度がないにも関わらず、言いがかりをつけられて被る必要のない不利益をかぶってしまうこともあるので、注意が必要です。
特定の企業に属さず、フリーランスなどの個人で活動をしている人に稀に見ることがあります。
それは、仕事の受注に際、契約書を交わさないということです。
そんな風に契約書を交わしていない場合、決して自分に非はないにも関わらず、責任を押し付けられることがあるのです。
最悪の場合、損害賠償を請求され、裁判沙汰に至ってしまうというケースも考えられます。
ただ、個人事業主の側からすると、自分に落ち度がないと意地を張ってしまいがちで、裁判所に訴えられているというのに、訴状も見ずに放置してしまうなんてこともあるかもしれません。
もし、そのように対応を誤ってしまうと、思わぬ不利益を被ることにもなりかねます。
例え、非がないということが明らかであったとしても、適切に対処をしていくということが大切です。
もし訴えられた際、訴訟も見ず、また裁判にも出席しなかったら、訴えられた側に非があると認められてしまうケースもあります。
裁判を提起されたら、必ず受けて立つしかないのです。
受けて立った上で、反論があるなら反論をし、原告の主張やその証拠などと照らし合わせて、そのまま裁判の継続をすることに利があるかどうかをしっかり見極める必要があります。
本当に自らに非がないのであれば、裁判に負けることはない筈ですから、無視せずに適切に対処することが大切でしょう。